父親の役割

ヨコミネ式 横峯吉文先生による第2部 父親向け 『子どもの才能を開花させるには?』から、母親の部と重複した部分を割愛して、父親向けに特化した部分をピックアップしました。

父親の部のまとめ

運動神経は6歳で決まります。逆立ちができない子もいますが、それは他の子よりできるようになるまでに時間がかかるだけです。そんな時こそお父さんの出番。お父さんが家でちょこっと手伝ってやりましょう。
 
女性は子どもを産むから、早く自立します。赤ちゃんを産むと母性のスイッチが入り、賢くなるのです。男は男として育てなくてはなりません。自然にスイッチは入らないから。
 
母親には男の経験がありません。男の子を育てるには父親の関わりが大事です。3歳までは母親が育てて良いのですが、4,5歳になったら父親の出番です。強い父親がいないと、家族を引っ張っていけません。
 
男には正義が必要です。愛する妻や家族を何十年も守らなくてはならないのですから。何より稼いで家族を養うことが求められます。しかし、これからは仕事がロボットに取って代わられる時代。
 
子どもを自立した大人にするには、大人が子どもにとって難しいかどうかを判断しないこと。逆立ち歩きをするには、その前にすべきことがあります。足腰を鍛えてしっかり走れるような身体をつくること。そのためには、教えるのではなく環境を整えてやりましょう。
 
本当の自立とは、対価をもらえるような仕事ができる人間になることです。自学自習の習慣をつけて、いずれは独学へつなげます。必要に応じてどんなことでも学べる力が独学の力です。手取り足取り教えても、独学にはつながりません。
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